で、今日は台風接近による雨の中、長崎大学経済学部に1日缶詰。三つの講義(演習)を受けました。テストもありましたが、授業で使った資料持ち込み可で、しかも、講義の内容を要約するような問題だったので、不合格はあり得ないでしょう。
| 旧長崎高商倉庫(本文とは関係ありません) |
最初は現代の自由貿易の由来という、やや歴史的な話でした。その講義を持った教授は、3人の先生の中では一番保守的で、学究肌の人でしたが、自由貿易の定義を示すのに、ウィキペディアの解説を引用してました。
学問の世界でも、ウィキはすでにこれくらいの信用は持たれているんだと思った次第。
二つ目の講義は、企業で新製品開発などに携わっていた人の担当でした。教育もサービスであり、スキルと技能を提供するという点では、他のサービスとなんら変わりはないとのお考え。グループで解くように出された課題は難しかったですが、教育の方法論として聴いても面白かったです。スキルと技能が教育のすべてか、という問題は残りますけど、教育がサービスなんだという考えはもっと強調されてもいいかも。
最後は国の機関から出向してきている人の税についての講義。つづめて言えば、今後増税と公共サービスの縮小は避けて通れない道であるとのこと。そうした前提の上で、どのように税制を変えていったらよいのかという問題提起がありましたが、1日のにわか勉強では答えの出せるような課題ではありません。
う~ん...知恵熱出そう。
0 件のコメント:
コメントを投稿