西海市立S中図書館

2011年6月3日金曜日

ポーポー・ポロダクション『マンガでわかる色のおもしろ心理学』ソフトバンククリエイティブ、2006

ディスプレイなどで色を扱うので、参考になりそうなものを読んでみました。まずは手軽に読めるこのあたりから。


「マンガで読める」とか「マンガでわかる」といったシリーズの中には、あまりマンガが意味をなさないものも目につきますが、これはまずまずでした。ちゃんとオチもついてたし。

もう一冊は、類書で、『光と色彩の科学』(齋藤勝裕、講談社ブルーバックス2010)。こちらの方がタイトルからも分かるようにぐっとまじめな内容。かなり理論の方にページが割いてあります。

前者の方の、色と性格や心理の関係は眉唾かも、と思いながら、結構面白く読んでしまいました。

暖色の効果についても、両方に論じてあります。暖色を中心に館内の配色を考えるという平湯先生の理論は、色彩学からも裏付けが取れそうです。

個人的には、ピンクって、なんか不自然な感じがして一番嫌いな色だったのですが、今はよろこんで配色の中心に据えてます。ピンクのカーテンにピンクの展示台クロス。ピンクのぬいぐるみ。ピンクなしでは生きていけません。

趣味や感性というのも変われば変わるものです。変わったのは、そんな遠い昔のことではありません。前の前の学校の時は、自分の好きな青を基調とした部屋作りやってましたので。

もちろん自分のセンスで部屋を作っていくのですが、自分の好みが強くですぎるとうまくいかないこともあるかもしれないということ。難しいですね。

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