西海市立S中図書館

2011年6月7日火曜日

分類サイン製作~木工・完成まで

昨日紹介したデザインをもとに、板を加工しました。


600mm幅に切った1×8(19mm×180mm)のSPF材に、半径1800mmの円弧を描き、ジグソーで切り出します。

円弧を描くのに、ひもを使うことが多かったのですが、今回は下のようなコンパスを作ってみました。細長い板きれの一端を床に固定し、円の中心にします。必要な半径の所に穴をあけ、鉛筆を差します。簡単に作れて、ひもで描くよりはるかに正確な円が描けます(写真のものの半径は1200mm)。


板にサンダーをかけた後、昨日のプリントした透明シールを仮止めします。ビニールテープやマスキングテープなどのはがしやすいものを使ってください。


次に仮止めした方の端の裏紙をはがし、板に貼り付けます。



後は一気に貼っていき、当て物をした上からこすって、しっかり接着させます。ただし、印刷が痛むことがあるので、あまり強くこすることはできません。


サインを立てるために、2×4(38mm×89mm)のSPF剤を300mmに切って、2本の木ネジで止めました。1×4材だと軽すぎて、前に倒れそうになったので、2×4にしました。1×4の2枚重ねでもOK。


書架の上に置いて完成です。シール部分に光が反射しているのがわかると思います。できれば文字の部分だけを貼りたいところですが、手間を考えて、今回は妥協。


これは、正月に訪れた、日野市立高幡図書館のサインです。あ、これくらい大きくていいんだと思ったのでした。これは遠くからでも分かりやすい。で、サインは大きめに作ろうと思ったわけです。

図書館入り口の看板、棚の中で使う五十音の表示板、不要な手洗い場を塞ぐ掲示板と、製作予定は目白押し。いつまでに、とはお約束できませんが、世間が中総体で浮かれている間に仕事が進みそうです。





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