西海市立S中図書館

2012年2月5日日曜日

レイアウトの基本(平湯先生の考え方) 3

昨日の続きなので、全体図は省略します。今回は、楽しみ読みのエリアについて。


このエリアには、見ての通り、円や円弧がたくさん使われています。部屋の中で一番楽しくてくつろげるスペース。

湾曲した絵本架に、丸いベンチや丸テーブル。絵本架の前も円(の一部)形にカットしたカーペットが敷かれています。

カーペットの色はピンク。こうした色づかいで、部屋全体の雰囲気が明るくなります。

カーペットの上のテーブルも、なるべく楽しそうな形にしたいもの。平湯モデルには、このニワトリの形がラインナップにあがっています。人の大きさくらいのぬいぐるみなんか置いてもいいんじゃないでしょうか。

絵本架は、上の一段ないし二段は、すべて表紙を見せて並べるように設計されています。絵本こそ表紙を見せなきゃというのが平湯先生の意見。

それから、丸テーブルは1台で十分とのこと。2台では多すぎるそうです。あくまでも部屋の雰囲気を作るためのワンポイントということで。

絵本架の上の卓上小型書架は、ピーターラビットシリーズのために設計されたもの。ピーターラビットではないにしても、小さくてかわいいものも置きたいところです。

絵本架に入りきれない大型のものについては、別に大型絵本架が用意されています。

0 件のコメント:

コメントを投稿