西海市立S中図書館

2012年2月6日月曜日

NHK ETV特集「輝け二十八の瞳~学び合い 支えあう教室~」 見ました

テレビ、めったに見ないのですが、久しぶりに1時間、息つく暇もなかったという感じでした(テレビ持ってないので、パソコンのワンセグで見ました)。

前の年は特別支援学級にいた子と、そのクラスでは一番よくできる子とのやりとり、圧巻でした。「答えを教えて」としつこく言ってくる子に、「答が知りたいのか、やり方が知りたいのか?」と何度も問い直し、最後は答を教えるんですが、先生にその答を持っていくと、「何やってんだ」と厳しく叱責される。

でも、そこからその子は大きく成長し、例えば習っていない割り算を、自分なりのやり方で解くようになっていきます。

教室では何が一番大切なのか、十二分に示してくれた番組でした。ずいぶん時間を掛けて取材したんでしょうが、いいところ映してます。

わからない、ということを大事にすること。こういう授業のやり方、時間はかかるんですが、「わかったつもり」でカリキュラムだけ消化しても、それが何のためになるのか。

じゃ、お前んとこの授業どうなんだ、と言われると、なかなか苦しいところもあるのですが、こういう教室をめざしてやっていきたいです。

見逃した人、NHKのオンデマンド放送(有料)で見られるようですよ。

https://www.nhk-ondemand.jp/program/P200800001600000/#/0/0/

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