実は真跡は残ってないそうです。それでもすごい人気。なにせ、小さい字の作品が多いので、なかなかじっくり鑑賞できませんでした。
真跡は残ってないけど、コピーは山ほど作られています。もちろん、古い時代の、手書きのコピーです。
それを木に彫ったり、碑にしたり。中国文化の文字に対するこだわりは、並大抵のものではありません。
書いた本人が一番気に入っていたという蘭亭序なんか、展示してあるコピーだけでも40種類ほど。オリジナルは、唐の太宗皇帝が盗み出して、自分の墓に埋めさせたそうです。
他に多いのは手紙です。内容は、こまごまとした日常的な繰り言。クスリが効いたとかとか効かないとか、天候がどうのとか。
一部翻訳が一緒に展示してあるので分かるのですが、古典の中国語、もっと勉強しとくべきでした。文字と、書かれた内容は切り離せないように思います。
だからこそ書道なんて芸術が成り立つのでしょうから。
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