こうなった理由の一つは、図面の右側の壁にあった壁面書架が取り外せなかったことです。そのため、お話のスペースが、元々畳を敷いてあった、右側の部屋の左下隅になりました。
逆に、丸テーブルは、同じ部屋の左下隅から右上隅に移動。
畳はだいぶ古びていたので、研修会には間に合いませんでしたが、半円形のカーペットに取り替えることにしました。
もう一つ重要な変更は、楕円展示台の向きです。
手前側の廊下、右端の入口から入って、すぐに展示台の正面が見えるような角度で置いていたのですが、書架の方に寄せても、壁際に寄せても、どうしても通路をふさぐ形になってうまくいきませんでした。
そこで、思い切って角度を90度ほど変えました。カウンターへ向かうメインの通路を広く取るための苦肉の策です。
それから、入口左手の廊下側につける予定だった掲示板は、少し左側に移動しています。図面では分かりませんが、ちょうどそこはトイレの入口だったのです。
このように、現実に即して手を加えていますが、平湯先生は、常に、可能な限り元のプランを生かす方向で考えていました。
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