西海市立S中図書館

2017年10月4日水曜日

リベラルの死

1か月以上書いていませんでした。書かない生活が続くと、それがリズムになってしまい、ますます書けなくなっていました。

久々の書き込みは、政治ネタ。

民進党が事実上なくなって、政治上のリベラル勢力が一気に少なくなってしまったように報じられています。

民進党から希望の党に何のためらいもなく鞍替えした人たちは、元々リベラル勢力ではなかっったということでしょう。

では、希望の党に入れず(入らず)残った人たちは?

筋金入りのリベラル勢力であるという人も、中にはいるのかもしれません。しかし、実は、とうの昔に日本のリベラル勢力は死に絶えていたのではないかという気がしています。

民主党政権の失敗から、民進党の消滅までは、単にそれが世間にあからさまになった過程であったということなのではないでしょうか。

私の個人的な経験の中での話ですが、リベラルな立場を強く標榜していた人たちの多くは、保守派よりも権威主義的だったり、不寛容だったり、党派性にこだわって自分自身の判断を放棄してしまったようなひとたちでした。

職務上知り得たことで、まだそれを明らかにできるほどの時間が経っていないので、具体的には書けませんが、それはひどいものでした。

私は1956年生まれですが、私が政治的な事柄にも目も向けるようになった高校生くらいの年代以降、思い返してみると、まともなリベラルには、片手の指で数えらるほどしか出会っていないように思います。

不都合なことには頬被りをしたまま、自らの政治姿勢を、恥ずかしげもなく「愚直」などという言葉で表現している自民党党首もひどいですが、対抗するリベラルもこの有様。

選挙があって、有権者としての意思を表明しようにも、まともな選択肢がありません。

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