図書館便り

職員室で、司書のMさんが図書館便りを配っていました。机を回りながら、丁寧に一人一人に手渡していきます。

不在の人には、ときを改めてやってきて再度配っていました。

中学校ではやや図書館の影が薄いので、アピールしているとのことでしたが、この丁寧さには頭が下がります。外部からきた営業の人以外で、こんな風に仕事をしている人を今までみたことがありません。

この学校で司書が働いていることが、他の職員にもちゃんと認識されているのには、こうした地道な努力が功を奏しているのでしょう。

その中で、春の読書週間の取り組みが紹介されていました。何のことはない、貸出数を一定期間増やすだけのことでしたが、慌ただしい４月に、何もせずほったらかすのではなくて、きちんと取り上げて対応するところは見習わなければなりません。