西海市立S中図書館

2018年9月14日金曜日

ドラムへラー、ロイヤル・ティレル古生物学博物館

ロッキー山脈を訪れるに際して、宿泊は、ロッキーから少し東に離れたカルガリーにしました。ロッキーに近いバンフやキャンモアといった街では、手頃な値段のホテルが取れなかったという事情もあったのですが、観光客であふれたそれらの街より、ゆったりできて結果的にはよかったです。

カルガリーに1週間ほど滞在しましたが、日本のビジネスホテル程度の価格で、快適なホテルに泊まることができました。ちなみに、トフィーノでは、街外れの安モーテルが高級ホテルの値段でした。夏休みは、バンクーバー市内も似たような状態のようです。

カルガリーから東に140kmほど走ると、ドラムへラーという街があります。カルガリー周辺には、だだっ広い平らな土地が広がっているのですが、ドラムへラー周辺は、西部劇に出てくるような特徴的な台地と谷の多い地形です。


その一角に、ロイヤル・ティレル古生物学博物館(恐竜博物館)があります。


ロッキー山脈は、現在は3000m級の山が並んでいますが、昔は海底にあったらしく、海の生物や、陸上の大型動物の化石などがたくさん出てくるそうです。中でも、恐竜の骨の化石の展示がたくさんあって、子どもに人気でした。

発掘した骨を標本にする過程の実演展示もあり、子どもたち相手のワークショップもいろいろ行われているようでした。

博物館は台地の上の方にあるのですが、そこから谷底まで下ると、川があって、そこは台船をケーブルでひっぱって行き来させるフェリーで渡ります。川幅は50mほどでしょうか。作業員が一人いましたが、無料でした。


その近くの台地の上の方の、平たい場所で見つけたナキウサギです。人がいても平気で、警戒の声を発しながら、巣穴を出ては、走り回っていました。


次は、谷底まで下り、もう一度反対側の台地に上って撮った写真です。この下に川がありますが、川の浸食で深い谷ができていることが分かります。


川のこちら側には人がいなくて、とても静かでした。風もなく、物音一つしないので、耳が変になりそうでした。

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