西海市立S中図書館

2019年3月2日土曜日

カウンターの高さ

私事ですが、娘が入院しなければならなくなって、割合新しくできた大きな病院に行きました。

中に入ると、特に新しさを感じさせたのは、壁の所々に、縦に大きなストライプの模様が入っていることでした。そこに使われている色と同じ色が、看護師の人たちの制服の色にも使われていました。

それから、受付のカウンターの高さ。

以前、ある建築士の人と平湯モデルの話をしていたおり、私が、病院のカウンターの高さはどこも高いということを言ったら、わざとそういう設計にしているとの答が返ってきました。何でも、患者と視線が合わないようにしているのだとか。私は、その理由には納得できませんでしたが、案外そうした考えは広く持たれているのかもしれないと思いました。

しかし、この病院の受付カウンターは低く、椅子に座ってカウンター越しに係の人と話をするようになっていました。

病院ですから、受付に来るのは体調の悪い人です。患者が少しでも楽になるような配慮は、とても有りがたいし、病院が患者に対応する姿勢の表現としても、かくあるべしと思いました。

そういえばこの病院には、2階行きのエスカレーターもありました。2階には各科の診察室の他に、検査室なども多く入っていて、何度も1階・2階を往復しなければならない患者には有りがたい配慮だと思いました。

こうした大きな病院にかかるのが久しぶりのことでしたが、医者の病状などに関する説明や、看護師の人たちの応対もとてもていねいでした。

さて、いまだに、バリケードのようにカウンターを使っている学校図書館に出会うことがあります。それが問題点の一つなのだと、まずは関係する人たちに気づいてほしいと思います。

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