朝読書

この学校は、朝読書を週１回だけ、火曜日にやっています。しかし、その日は職員朝会があり、教室にはいられません。実質、やっていないようなものです。

昨年度から朝自習をやり始め、さらに、今年は、３年生だけですが、朝の時間を授業としてカウントするようになっていました。

こういう計画は、ほぼ前年度末になされてしまっているので、新しい学校で、しかも短時間勤務の立場では、口を挟みにくいです。

朝自習は、ドリルをやって、自己採点し、自分のファイルに綴じるというもので、教師の手はかかりませんが、その代わり、成果もよく分からないものだろうと思います。

職員会議でこの案件を審議しているとき、昨年度の成果について尋ねたら、３年生に関しては、平均点が３点あがり、１・２年生は１点くらいの変化で、成果は確かにあったとして市教委にも報告したということでした。

何の平均を比べて点数が上がったと言っているのか、３点の上昇が学力の向上を意味していると言えるのか、実のところよく分かりませんでしたが、それ以上突っ込みませんでした。

そもそも、長期休暇期間中以外のときは、会議は午後行われるので、私の勤務時間ではほとんど参加できません。多くの事柄には、決定事項に黙って従うことになります。非常勤の職員の立場の難しさが、やってみてやっと分かってきたというところです。