新しい教育課程では、道徳が他の教科と同じ扱いになったため、教科書も使うことになりました。中学校の道徳教科書は、8社が出しています。
道徳の教科書が必要ということになったとき、いったいどこが出版するのだろうといぶかしく思っていましたが、他の教科よりもずっと多くなりました。
実は、これまで、道徳の時間を実施するにあたって、毎時間、短い読み物資料を準備するのが一般的でした。そして、学年ごとに、1年分の資料を集めた道徳資料集がたくさん出ていたのです。それに手を入れて道徳の教科書としたわけです。一から作らなければならないわけではなかったので、結果としてたくさんの道徳教科書が生まれたのでしょう。
道徳の時間に学習する内容は、「内容項目」として学習指導要領に細かく記載されており、この統一感のまったくない短い資料の寄せ集めのなかに、まんべんなく盛り込まれています。それらを一つ一つ学習していけば、義務教育の9年間で道徳的な人物の完成というわけです。
それがうまくいったかどうか、教科ということになったので、評価も行われることになりました。
もともと、学校教育活動の中で、何をやっているかがよく分からない時間だったのですが、その傾向が教科化によってますます増長されました。
道徳の教科書が必要ということになったとき、いったいどこが出版するのだろうといぶかしく思っていましたが、他の教科よりもずっと多くなりました。
実は、これまで、道徳の時間を実施するにあたって、毎時間、短い読み物資料を準備するのが一般的でした。そして、学年ごとに、1年分の資料を集めた道徳資料集がたくさん出ていたのです。それに手を入れて道徳の教科書としたわけです。一から作らなければならないわけではなかったので、結果としてたくさんの道徳教科書が生まれたのでしょう。
道徳の時間に学習する内容は、「内容項目」として学習指導要領に細かく記載されており、この統一感のまったくない短い資料の寄せ集めのなかに、まんべんなく盛り込まれています。それらを一つ一つ学習していけば、義務教育の9年間で道徳的な人物の完成というわけです。
それがうまくいったかどうか、教科ということになったので、評価も行われることになりました。
もともと、学校教育活動の中で、何をやっているかがよく分からない時間だったのですが、その傾向が教科化によってますます増長されました。
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