西海市立S中図書館

2024年1月22日月曜日

花と俳句 椿Ⅱ

椿落て昨日の雨をこぼしけり 与謝蕪村

真冬になり、さすがに校庭の花も少なくなって、飾る花の選択肢が限られてしまったようです。

それにしても、江戸時代の文人の感覚のみずみずしさには驚かされます。しかも、その感性は、ほとんど現代と地続きという気がします。

季節感と、動きのある情景や時間の経過が、たった十七文字の中に過不足なく描かれていて秀逸。

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