ディスクグラインダー

先日の司書研修会の折、ある人がディスクグラインダーを持ってきていました。

写真は電動工具には定評のあるマキタの商品です。

左下の円盤が回って、いろいろなものを削ります。また、この部分は取り替えができて、金属の切断や研磨などにも使えます。もちろん、木工用のディスクもあります。

同じ削る道具といっても、オービタルサンダー（２０１０年１２月３日参照）とはずいぶん違います。こちらの方が強力なので、例えば、鉄製の門扉のさびや塗装を全部はがして塗り直そうというときに使います。

こんな作業をサンダーでやると、らちがあかない感じになります。強力だということは、削りすぎる心配があるということでもあります。だから、このブログで取り上げているようなものを作る場合にはあまり使いません。

強力に削る工具で、サンダーとグラインダーの中間くらいの力があるのは、ベルトサンダーです。

たくさんのものを削るときには重宝しますが、これもやや専門的な工具になると思います。８月１２日に紹介したのは、このベルトサンダーの大型のもの。写真のものは手で持って使うこともできます。

道具というのは、それぞれに得意分野があるので、揃え出すときりがありません。工作が趣味の人はいろいろそろえたらいいと思います。

道具を集めるというのもなかなか楽しいものです。実際にやるかどうかは別として、イメージの上では確実に自分の可能性が広がりますから。