来年度から使われる新しい中学校の教科書も、読書に関する項目が増えています。
中に、こんな項目を見つけました。
教材文の著者による他の本や、関連する本が、教材の最後に紹介してあります。もっとたくさん紹介してくれてもいいかと思いますが、これまでと比べると、格段の差。
K中学校の研究発表で行われた社会科の授業について触れたときにも述べたのですが、教材文が一つだけで、その文章「を」教えるのと、比較の対象があって、比べて読むのとでは、同じようなことをしているようでも、その意味は大きく違ってきます。
テキストが一つであっても、読み方は一通りではないのですが、読むべきテキストが複数あれば、いやでも視点は相対化されます。
教科書の中ではあまり目立たない小さな欄ですが、大いに活用していきたいと思います。
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