昨日から、私用で神奈川へ。乗り物の中では、寝るか本を読むか、どちらかで時間をつぶします。帰路ではこれを読みました。
これは、昨年(2011)8月の六刷の帯に「15万部!」とあります。すごく売れたんですね。
対談なんですが、著者二人とも、話すのがおもしろかった、仕上がりもおもしろいはず、と太鼓判。昨日紹介したパオロさんによれば、自画自賛する著述家はだめだと思っている人も世間にはいるようですが、そんなことありません。
ユダヤ教・イスラム教といった、キリスト教と関係のある他の一神教と、私たちの社会の信仰のあり方なんかも比較しながら、キリスト教のことが解き明かされていきます。
藤原聖子さんの『教科書の中の宗教』で、日本の教科書におけるキリスト教の扱いに「?」がつけられてましたが、私たちみんなが知ってるつもりのキリスト教の不思議な点の数々を、明快に解説してくれる本です。
こういう本がすごく売れてるって、うれしいですね。
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