西海市立S中図書館

2012年2月26日日曜日

大村はま『読書生活指導の実際』共文社、1977

読書記録のことを調べてて、久しぶりに古いものを引っぱり出してきました。たくさん刷られているし、中古なら今でも十分手に入ると思います。


私の手元にあるのは、1979年の2刷。

大村はまさんのことだから、私たちが思いつくようなことはたいがい、考え、実行に移してます。

久々に読んで、改めてこの人はやっぱりすごいと。極めて実践的で、常に生徒のことを、生徒の立場に立って考えてる、と思いました。

大村はまさんが構想した「読書生活の記録」の内容。

①読書日記②読書ノート③読書感想④単元「読書」の学習の資料とその学習記録⑤「読書」を考える(新聞等の切り抜き)⑥図書紹介、書評⑦感想文集⑧読書生活通信⑨私の読んだ本⑩私の読みたい本⑪新しくおぼえたことば⑫いろいろの切り抜き⑬私の読書生活評価表

いやぁ、まだ他に思いつくことあります?

「⑩私の読みたい本」なんて、いいですね。

それから、「読書感想文からの解放」という一節がありました。大村はまさんも、安直に感想文書かせることには強く反対してます。国語教師のみなさん、忘れてたでしょ!!!

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