ま、今年は無難にこなしたというところでしょうか。特に新機軸もなければ、危ういところもない。あえて言えば、当たり前すぎてちょっとつまらない。
でも、入試問題の難しさは、これくらいがよいです。中学校でガリ勉やって、すでに意欲をなくし、伸びきったゴム紐のような状態で進学してもいいことないでしょ。
小説はねじめ正一さん、説明文は茂木健一郎さんと、これまた見事なくらいにありそうな取り合わせ。小説は昨年に続き、心情ばかりきいてきます。説明文は選択肢の問題が多いので、なんとかなるでしょう。
長崎県の入試問題国語の選択肢は、いつも、セオリー通りの作り方です。こういう路線でこれからもお願いします。
古典は『江談抄』から。主人公の策略が読み取れればなんということはない問題ですが、それがわからなければちんぷんかんぷんかな。
新傾向の問題が出てくる大問の4にいつも注目してますが、 今年は易しすぎたんじゃないでしょうか。アンケート結果と、複数の写真から、卒業文集の表紙について考える話し合いが問題になってました。
筋書きは悪くないんですが、なにしろ問題が易しい。記述のところでどれくらい減点されるかが勝負の分かれ目。これは、1~3番の問題も同様です。
入試が終わると、もう3年生はすべて終わったような気分です。後は卒業式に向けて準備するだけ。卒業式までの数日間に、何事も起こらなければよいがと、担任は祈ってました。
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