「日本キチ学会」というのがあるそうです。1999年設立。子ども向けのワークショップなんかやってるみたいです。その主宰者の著作。
さまざまなレベルの基地の作り方が、イラストや写真を使って説明してあります。
壁にベッドのマットレスを立てかけてその下にもぐったり、写真のように、家の横にちょっとしたスペースを見つけるなど、「基地」という存在は想像力によって成り立っていることがよくわかります。
2月7日に、坂口恭平さんの『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』を紹介しましたが、実はこの本、建築のフロアーの特集コーナーで、坂口さんの本やツリーハウスの本なんかと一緒に置いてあったのでした。
正統的な建築とは全くかけ離れた場所での仕事。
ま、そんな小難しいことを言わなくても、暑い夏に、ちょっと涼しい場所でぱらぱら眺めるのにふさわしい本です。
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