門前の小僧～ブックコートをかける

いろいろものづくりをやっているのに、私は実は不器用なんですと言うと、ウソでしょうと思われることが多いのですが、本当に不器用です。

だから、このブログで紹介している家具などは、すべて、不器用でもこんなことができます！というものばかりです。

ただし、いくらかの意欲と、段取りのよさと、いくつかの工具は必要です。特に段取り。

で、不器用な私には、ブックコートフィルムを貼る作業なんて向いてないと思ってました。あれ、失敗したらやり直せなさそうだし。

だから手を出してなかったのですが、門前の小僧とはよく言ったもので、司書のＨさんが本校にいた５ヶ月間、そばで手際よく作業をするのを見ていたら、なんだかできるような気がしてきていました。時間も、思ったほどにはかかっていませんでしたしね。

しかも、今は司書のいない学校に戻ってしまったのです。司書が来る以前は、フィルムなしで配架してました。

本の元々の表紙の手触りや色合いを大切にしたかったですし、できればプラスチック製品はなるべく図書館に持ち込みたくないという意図もありました。

でも、そうすると、人気の本は、すぐぼろぼろになってしまいます。

で、司書のＨさんから手ほどきを受けていた図書委員会のＵさんの力を借りながら、私もやってみることにしました。

写真は、先週末に選書して，昨日届いた本です。

いちばん左の山が、Ｕさんと私で昨日放課後にやったもの。作業が終わった分から展示台に並べました。

左から２番目の山は、今日、歓迎遠足から帰ったあと、私がやったもの。右の三つの山はまだすんでない分ですが、なんとか数日のうちには片付きそうな気がしてきました。

ちなみに、図書費の予算が決まるのは、５月くらいになります。Ｍ書店にお願いして、請求は後からしてもらうことにしています。