どちらも読み物としてはなかなかよくできていて、楽しく読めました。
2冊は、おおむね一続き。同じ事が繰り返し書いてあるという印象です。
B層とは、「マスコミ報道に流されやすい、構造改革に肯定的で、比較的IQが低い人たち」、C層は「構造改革に否定的で、かつIQが高い人たち」 だそうです。
おバカなB層のエピソードをいろいろ取り上げ、古典を引用してこき下ろす、というパターンで話が展開していきます。
著名な政治家が次々と批判される中、「神の国発言」をした、森喜朗元首相だけが持ち上げられています。
なあんだ、そんなことか、とがっかりしてしまいました。
小泉郵政選挙では、B層をターゲットに戦略を練ったところ、自民党が圧勝。でも、選挙に勝ったからこの仮説が正しかったかどうかはわかりません。前提となるこのB層、C層という仮説を、社会学的に調査して、実態があるのかどうか研究してほしいと思います。
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