学校現場で研究をするというのは、大学の研究室で研究するのとは大きく意味が違っています。
普段の教育の実践と、やっていることがそんなに変わるわけではありません。ただ、それをいつもより詳細に記録し、何かの方法で変化を確認することが伴うだけのことです。
教育研究においては、対照実験なんてことができないので、結果も、客観化しにくいです。起こった変化が、ねらった実践の結果起こったものかどうか、確認する手段はないのです。
だから、研究発表会は、実践の報告会でいいのです。それなのに、なぜか、仮説を立てて検証するなんて方法が一般化してます。
先に述べたような理由から、検証は不可能なんですから。一見客観的に見えるその方法論は、まやかしなのです。
むしろ、そんなことより、繰り返し実践を積み重ねていくことの方がはるかに大事だと思ってます。
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