学生の頃、数年間寮に入っていました。寮といっても、大きなワンルームマンションみたいな建物がいくつもあって、それに、別棟の風呂・食堂という組み合わせでした。
外から直接部屋の入口にアプローチできるので、ときどきセールスがやってきてました。その中で金額の最もはるものが、百科事典でした。
平凡社の百科事典と、アメリカーナ。
実際に買った奴はまれでしたが、買うと置き場所に困ってました。棚に並べるなんてことは無理なので、積んでおいておくことになります。実際はあまり活用されなかったでしょうね。
まだ、時代は高度成長期。学問の世界では、すでに、古いパラダイムの再編の必要が議論されていました。百科事典的なもので世界を描き尽くせるというような考え方には、とっくにほころびが見えていました。
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