西海市立S中図書館

2014年10月1日水曜日

渡辺佑基『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』河出書房新社、2014

ペンギンやアザラシ、マグロ、アホウドリなどの行動を、GPSや発信器を使って研究している著者の、動物行動学(生態学)入門書。


鳥や魚の行動を、電子機器を使って直接記録することによって、とんでもない事実が明らかになってきているようです。アホウドリは、なんと、地球を一周することがあるそうです。それも、たった46日間で。

マグロだって太平洋を往復横断するそうだし、マンボウやクジラも常識では考えられないような行動をしているようです。そうした、びっくりするような事実が満載です。

河出ブックスの一冊ということですが、装丁と口絵の写真がちょっと残念な仕上がりです。せめて、写真がもうちょっと大きくて鮮明であればなぁ...と思います。

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