西海市立S中図書館

2015年2月26日木曜日

職業講話

今日は、私の学校に、M書店から、書店員の仕事について話しに来てもらいました。キャリア教育の一環です。

M書店の歴史から、新しい店舗を開くときの苦労話や、日々の仕事にまつわるエピソードなど、短い時間でしたが、盛りだくさんの内容でした。

書店で働く、ということの具体的なイメージが私にもよく分かりました。

印象に残ったのは、書店があまり儲からない商売だということ。万引きには厳しく対処しているが、それで潰れる書店もあるので、書店を大切にしてほしいということでした。

本の売り上げの23%が書店の利益だそうです。ここから、経費を除くと、純利益はいくらも残りません。以前、下関の「こどもの広場」の話を聞いたときにも思ったのですが、書店の経営を圧迫するような要求を出さないようにしなければ、と改めて思いました。

サービスの装備は最小限にすること。その方が、納品が早いというメリットもあります。私のところは、最近は、書誌データだけもらって、装備は自前でやるようにしています。

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