西海市立S中図書館

2015年6月29日月曜日

元少年の手記、日本図書館協会「制限事例にあたらず」

引用です。オリジナルのページは見つけきれませんでした。

神戸市で1997年に起きた連続児童殺傷事件の加害男性(32)=事件当時14歳=の手記「絶歌」(太田出版)をめぐり、購入や貸し出しを見合わせる図書館が出ていることについて、日本図書館協会は29日、本の扱いを制限するべき事例にはあたらないとの見解をホームページで示した。人権やプライバシーを侵害するものや、わいせつ出版物などを除いては制限するべきでないとの原則を示し、「本件は提供制限要件には該当しないことを念のため申し添えます」としている。(朝日新聞DIGITAL2015年6月29日20時48分より)

心情的には制限したいという気持ちもわかりますし、難しいケースであるとは思いますが、公共図書館には、この原則を大切にしてほしいと思います。

どこかで一歩踏み間違ったら、なし崩しになってしまうかもしれません。きな臭い議論が横行する世相の中ですから、なおのことそう思います。

追記 オリジナルがありました。以下のURL参照。
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/jiyu/cmnt201507.html

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