西海市立S中図書館

2016年11月15日火曜日

転職を考える

公立学校の教員をやっていて、転職をした知人が数人います。教員から他の職業に変わった例は、たぶん、極めて少ないと思います。

逆に、他の職業から教員に変わった例は、たくさん知っています。私自身も、教職に就いたのは30歳くらいのときでした。

収入が比較的恵まれている上に、安定しているので、それを捨てて他の道を選ぶという選択がなかなかできないのはよく分かります。

私の知る少ない例は、どれも、他の道への特別な思いがあって実現したものでした。

一方、学校司書から、この収入ではやっていけないので、(転職を)考えていると聞いたことがあります。

配偶者の税金の控除額の変更が取りざたされていますが、変更になった場合、公的機関は、こうした非常勤職員の給与を引き上げてくれるのでしょうか。

官製ワーキングプアなんて言葉が出てくる実態をなくしてほしいですが、黙っていてもそんな奇特な予算案が出てくるとは思えません。ここは、志のある政治家の方にでもお願いするしかないのでしょうか。

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