西海市立S中図書館

2019年8月31日土曜日

サイン雑感

今回の旅行の際に、京成線の成田空港行きの電車を利用しました。混んでいて写真を取り損ねましたが、ホームを案内するサインは、英語表記でした。横に小さく、日本語、中国語、韓国語の表記もありましたが、あまりに小さくて、一瞬、日本語の案内はないのかと思ってしまいました。

それが気になっていたので、旅行中にいくつかサインの写真を撮りました。


これは、ケベック・シティの空港。フランス語圏で、街中ではほとんどのサインがフランス語表記のみでしたが、さすがに空港は英語併記。カナダでも、英語圏だと英語が上になります。


これは、成田空港。国内線の表示は日本語が上ですが、国際線の方は英語表記が上にあります。


これは、空港から長崎行きのバスの料金表示のサイン。漢字表記、ひらがな表記、中国語の簡体と繁体、画面が変わって英語と韓国語も出てきます。

ひらがな表記があるのは画期的だと思います。地名は、読みづらいものが多いからです。見やすくて読みやすいサインでしたが、たくさん画面があるため、表示時間が短すぎるのが残念でした。

外国人に読みにくいからといって、英語表記を上にしたり、一番大きくしたりするのは転倒した発想だと思います。いくらオリンピックで外国人が多くなるといっても、割合としては日本人の利用者が圧倒的に多いでしょう。日本にある看板は、まずは日本語で書くべきではないでしょうか。

成田の例のように、隣同士のサインなのに優先順位が違うというのも、奇妙なやり方です。これは、到着した後に撮った写真で、もし外国人を優先したというなら、国内線も英語が上に書いてあってよさそうなものです。こういう不統一は、混乱の元になると思います。

最後は、プリンスエドワード島の信号。色だけではなく形も三種類になっていて、色覚に障害があっても分かるようになっています。こういうことを思いついて、自分の州だけで実施してしまうというのがすごいですね。


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