西海市立S中図書館

2020年1月8日水曜日

楕円展示台の設計

これまで、オリジナルのサイズ(1800×1350mm)の楕円展示台は数え切れないくらい作ってきました。今回は、現勤校の図書室で使うための展示台です。

現勤校の図書室は狭く、カウンターが大きすぎました。ただ、幸い、連結式のカウンターで、横につながっていた長方形の机二つのうち、一つを外しました。

それを展示台として使っていましたが、やや狭い。ただ、オリジナルのサイズの楕円展示台を入れるには部屋がやや狭い。

そこで、オリジナルよりもやや小さめの楕円展示台を作ることにしました。設計というのは大げさですが、長方形の机のサイズにちょうど合うような楕円の板を切り出すためのサイズの計算ということです。

台の大きさは、1200×670mm。これがすっぽり入る楕円を描かなくてはなりません。

こういうとき、私は、Jw-cadというフリーソフトを使っています。製図をするためのソフトですが、線の長さや角度を細かく指定して図形を描くことができるので、重宝しています。図面上で寸法を測ることもできますし、直感的な操作で使えますが、ガイド本もたくさん出ています。

まず、台の大きさの長方形を描きます。


次に楕円を描きますが、円を描くメニューのところで、扁平率を75%に指定します。これは、オリジナルの扁平率と同じです。

長辺の長さは半径で指定しますが、800mmにするとちょうどよかったです。いくつか数字を入れてみて、ほどよい大きさで数字が切りのいいところにしました。


ということで、長辺1600mm、短辺1200mmの楕円の板を作ればよいことになります。

ちなみに、板の上での楕円の描き方は、このブログの2010年10月8日に紹介しています。「楕円の描き方」でブログ内を検索すると出てきます。

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