西海市立S中図書館

2020年4月27日月曜日

冗長性

次に何を書こうかと思いながら、以前のブログを読み返していたら、同じ事を別の場面で繰り返し書いていることに気づきました。

本当に言いたいことなんて、そんなにたくさんあるわけではなくて、言いたいことをつづめて言ってしまったら、実はほんの数行で終わってしまうのかもしれません。

ただ、冗長性をなくすことが常によいとばかりは言えない部分もあります。繰り返すことは、情報を正確に伝達するためには必要となってきます。

電子データの情報伝達ならば、ときどきチェックディジットをはさむことで、正確さを担保できますが、言葉で何かを伝えようとするなら、ある程度の冗長性は無駄ではありません。また、繰り返しは、その情報の重要さの指標でもあります。

カッコよくたとえて言えば、変奏曲を書く、ということになるのかもしれません。同じテーマをちょっとだけ違ったやり方で繰り返す。

自分では、その都度ある程度推敲を入れているつもりですが、時間が経って読み返すと、ほころびが多いことにも、また気づきます。多少のほころびには目をつぶって読んでもらっていることに感謝してます。

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