西海市立S中図書館

2020年5月6日水曜日

府知事の提案

国が何も具体的な出口戦略を示さないからということで、大阪府知事が規制の解除に向かうための独自の基準を示したというニュースが流れてきました。

基準の可否については素人が簡単にどうこういうことができません。ただ、そのニュースをTVで見ていて気になったのは、若い府知事の表情です。紅潮した頬と、血走った目つきが、私には、何かに(誰かに)対してケンカでも売っているかのように思えました。

背後に、肝心なことは何もしない国への怒りがあったのでしょうか。あるいは、全国に先駆けて画期的な提案をしているという自負と緊張感?休みも返上で日夜働いている疲れがあったのかもしれません。

でも、政策の中味はともかくとして、こういう人には安心して自分たちの未来をゆだねられないと感じました。人前では決して表情を変えず、本音を言おうとしない老練の政治家がいいとは思いませんが、一方で、こんな人が府県のトップに立っていることに、何か危ういものを感じてしまいます。

政治家には、危機に際しては特に、過激な発言よりも安定感がほしいと思ったことでした。

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