瀬戸内海の、小豆島の近くにある直島という小島に、美術館がいくつも作られています。その中でも、特に、地中美術館というところに行きたかったのですが、時間ごとの予約制で、前日には予約枠はほとんど埋まっており、行くのを諦めざるを得ませんでした。
ここと、もう一つ李禹煥美術館というのだけが時間枠がなくて、チケットを手に入れることができました。
建物と一体になった現代美術の展示館で、美しい瀬戸内海の景色など、外側の環境も含めての大規模なプロジェクトでした。ベネッセが、利益をこういう形で地元に還元しているのでしょう。
たぶん、作家にとってはこの上なく恵まれた環境で、多くの作品から、かなり思い切って遊んでいるという印象を受けました。
島の道路は軽自動車でも離合できないくらい狭くて、かつアップダウンが激しく、大きな車は通りにくいと思います。また、宿泊者以外は車では入れないエリアも多く、それぞれの建物に駐車場があるわけでもありません。各美術館は広い場所に点在しているため、歩き回るのには普通の美術館以上に脚力が求められます。ガイドブックやホームページでは、その辺りの案内が不十分だという気がしました。
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